花子「蓮様…。」
<スコット先生から託された この本を 日本の少女たちに 送り出す事ができる日を 心から願う花子でした。>
町中
「武運長久を祈って! 万歳!」
一同「万歳!」
<けれども 2年過ぎても 中国との戦争は 終わる気配はありませんでした。>
一同「万歳! 万歳!」
村岡家
寝室
(電話の呼び鈴)
英治「こんな朝早くに誰だろう?」
花子「私が。」
居間
花子「はい 村岡でございます。」
JOAK東京放送局
執務室
黒沢「JOAKの黒沢です。 朝早くに申し訳ございません。 今週は 村岡先生に担当して頂く 予定だったのですが…。」
花子『ええ。』
黒沢「今日は 村岡先生には お休みして頂く事に なりましたので お電話しました。」
村岡家
居間
花子「どうしてですか?」
黒沢『大変 重要なニュースがありまして。』
JOAK東京放送局
執務室
漆原「黒沢君! 皆様がいらっしゃったぞ!」
黒沢「はい! 急な事で申し訳ございませんが 今日は お休み頂き 明日 改めてお越し下さい。 では。」