連続テレビ小説「花子とアン」第152回「曲り角の先に」【最終週】

蓮子「信じられる? これが純平ですって…。」

花子「蓮様… ごめんなさい。 この間 蓮様から言われた言葉 突き刺さったわ。 私は 純平君や大勢の子どもたちを 戦地へ駆り立てた。 お国のために命をささげなさいと ラジオで語りかけて…。 大切に育てられた命なのに…。」

花子「純平君には これから もっと輝くような未来が あったはずなのに…。 蓮様に会わせる顔がなかったの。 ごめんなさい!」

蓮子「やめて はなちゃん! あなたには あんな事言ったけれど 時代の波ののみこまれたのは 私も同じなの。 この子を守ってやれなかった…。」

蓮子「私… 戦地へ行く純平を 笑顔で送り出したのよ。 『武運長久を祈っています』と…。 (泣き声) お国のために 命を取られるくらいなら 一緒に連れて逃げればよかった。 この子を殺されるくらいなら…。 (泣き声)」

<ごきげんよう。 さようなら。>

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