連続テレビ小説「花子とアン」第19回「嵐を呼ぶ編入生」【第4週】

茂木「まあ…。 もう お着きになられたんですね。」

蓮子「迎えが遅いので この子に案内してもらいました。」

茂木「それは 大変失礼を致しました。 はなさん。 ご苦労さま。」

はな「あっ いえ…。」

<先生にも高飛車な態度の 編入性に はなは ただ 圧倒されておりました。 一体 何者なのでしょう?>

醍醐「あのお召し物を ご覧になった?」

畠山「見ましたとも!」

醍醐「帯は 京都の西陣の それは 高価なものでしたわ! きっと 大変なおうちの方よ!」

はな「はあ…。」

醍醐「はなさん。 あの方と 何をお話しになったの?」

はな「あ… 校長室は どこかと聞かれて…。」

畠山「どんな お声でした?」

はな「『校長室は どこかしら』。」

醍醐「ほかには?」

はな「『迎えが遅いので この子に案内してもらいました』。」

茂木「(せきばらい) はなさん。」

はな「てっ!」

醍醐「茂木先生。 私たちのお部屋 松平さんが お嫁にいらして 1人分 空いております。 よろしかったら 私たちのお部屋に いらっしゃいませんか? 歓迎致します!」

茂木「それには 及びませんよ。 葉山様は あちらの個室ですから。 どうぞ。 あっ はなさん。 お夕食の時間になったら 葉山様を 食堂まで ご案内してあげて下さいね。」

はな「はい。」

給湯室

綾小路「葉山伯爵の妹さんですか! それにしても 随分 大人びてますね。 おいくつなんですか?」

茂木「24ですから 同級生より 8歳年上という事になりますね。」

富山「その年で なぜ うちの学校へ?」

茂木「そういった事情は ブラックバーン校長が ご存じですから…。 詮索するのは やめましょう。」

富山「ええ…。」

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