連続テレビ小説「花子とアン」第30回「波乱の大文学会」【第5週】

蓮子『結局 私たちは 家の名前に 負けてしまったのですね。 このまま 運命を呪って生きていく事に 何の意味がありましょう。 家に閉じ込められたまま 生涯を送る事など 私には 耐えられません。 それよりは 家の名前などない天上の国で ロミオ様と2人 永遠の愛を 手にしとうございます』。

蓮子『ロミオ様…』。

(拍手)

「醍醐さん!」

「とっても すてきでしたわ!」

廊下

茂木「いいお芝居でしたね。 あなたが演じたジュリエットも すてきでしたけど。」

富山「でも 私を舞台で見初めた あの人は ロミオのように 愛を貫く人では ありませんでした。 あんな人のために『ロミオとジュリエット』を 避けていたなんて バカみたいですね。」

茂木「富山先生。」

校庭

ブラックバーン『どうです? 蓮子のジュリエットは最高でしょう』

綾小路「伯爵様 なぜか 虫の居どころが お悪いようですわね。」

「醍醐様!」

「醍醐様のロミオ様 本当に すてきでしたわ!」

「私のお姉様になって下さい!」

蓮子「はなさんが言ってたとおりね。 思いっきりやって よかったわ。」

はな「蓮子さん 私井 いい事 思いついたんですけど。 復讐してやりましょう。」

蓮子「えっ?」

園子「蓮子さん 姿が見えませんね。」

葉山「帰るぞ。」

はな「失礼。」

スポンサーリンク







シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク