連続テレビ小説「花子とアン」第75回「その恋、忘れられますか?」【第13週】

宇田川「それで おしまい?」

はな「はい…。 そもそも 『忘れて下さい』って 何なんですかね? わざわざ追いかけてきて それから… だ… 抱き締めて それなのに 『忘れて下さい』って! しかも 『忘れろ』とか言っときながら 仕事では 助けてくれたり 急に 優しい事 言ってきたり…。 あの人は どういうつもりなんですか!?」

宇田川「あなた 大丈夫?」

はな「ああ…。 …と 友達が怒ってました。 あの… 先生?」

宇田川「何か進展があったら また教えてちょうだい。」

はな「あの… うちの原稿は?」

(ドアが閉まる音)

かよ「お姉やん… 編集者の仕事って 本当に大変だな。」

はな「うん…。」

(ため息)

かよ「いらっしゃいませ。」

龍一「やあ。 いつもの頼む。」

かよ「かしこまりました。 いらっしゃいませ。 てっ?」

はな「てっ…。 兄やん… だよね?」

かよ「うん。」

はな「兄やん!」

かよ「本物の兄やんじゃん!」

吉太郎「(小声で)しっ。 任務中だ。 悪いが 知らねえふりをしてくりょう。」

<憲兵になった吉太郎の任務とは 一体 何なのでしょう? ごきげんよう> さようなら。>

スポンサーリンク







シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク