やっぱ無理 寒い!
(携帯の着信)
純「もしもし お母ちゃん どうしたの?」
狩野家
晴海「正が大変なの」
純「兄ちゃんがどうしたの? 付き合ってる人が 那覇にいるらしいんだけど その人に 子供が 出来たみたいで」
純「え! じゃあ 何? お兄ちゃん 結婚するの?」
晴海「その気がないから 大変なのよ」
正「頭打った ねえ もしもし?」
晴海「お父さんには 秘密にしてくれ って言うんだけどさ どうしよう 純?」
私が 孤独なのは このどうしようもない 家系のせいだ!
正「どうすりゃ いいんだろ…」
晴海「どうしよう 純?」
道中
あぁ おじぃ 会いたいよ… こういう時 衝動的に 死にたいと思うんだろうな…
おなか すいた…
純「おっちゃん 豚まん ちょうだい!」
「はい どうぞ!」
純「ありがとう! ちょうどね!」
やっぱ 最高 豚まん
純「おっちゃん ごちそうさま!」
「はいよ!」
純「ちょっと 待って! 待って ついてきたの?」
愛「はい 自殺としないか 心配だったから でも 大丈夫そうだから もう 帰ります」
純「置いてかないで… 私を置いてかないで」
こうしてると 凄く落ち着くのは なぜ?