ロビー
水野が対応する
私もこれくらい しゃべれんとな
純「なんですって?」
水野「明後日 娘さんの誕生日で サプライズを手伝ってほしいみたい」
純「あ! サプライズ」
水野「明後日の夜 観光から 帰ってきた 娘さんを びっくりさせたいみたい」
純「はあ」
水野「部屋にディナーを用意して プレゼントも置いておきたいんだって で… ケーキはこの店の方がいいらしいんだけど 行列が出来ることで有名みたい」
水野「で… プレゼントは 娘さんが 可愛い楽器を集めてるらしくて 日本でしかない 珍しいものが欲しいみたいなんだけど どうしようかな」
純「うーん そうなんだ 日本にしかないもの…」
純「え? これ全部 水野さんが 書いたんですか?」
水野「うん こういう時のために 一応勉強しておかないとね」
純「凄い…」
ケーキ屋
売り切れの模様
水野「悪いね 仕事終わったのに 付き合わせて」
純「いやいや 私が元々 頼まれたんだし でも どうしましょうか ここ予約受け付けてないから 当日 並ばないと買えないし プレゼントもいいの 無かったしなぁ」
水野「じゃあ 一緒に考えてくれる?」
沖縄料理の店
店員「ソーメンチャンプルです」
純「うーん おいしい」
水野「本当? 良かった こんなの 沖縄料理じゃないって 言われたら どうしよう と思ってたからさ」
純「私が 宮古出身だから わざわざ?」
水野「俺と付き合うことは 真剣に 考えてくれないかな?」
純「え?」
あぁ ダメだ とろける
純「どうして 私なんかと?」
水野「言ったろ? 社長になりたいって言って 上を目指す志みたいなものが一緒だからさ 俺たち」
純「あ なるほど」
水野「君のこと わかるのは 俺だけだと思うんだけどな」
回想
愛「水野くんが 純さんに優しいのは エッチなことがしたいだけ っていうか」
回想終了
純「あの 私 好きになるのには 時間がかかる っていうか 恋愛が あまり得意じゃない方なんで もう少しだけ 考えさせてもらっても いいですか」
水野「わかった」
なんか 微妙に 気まずい雰囲気が
回想
愛「この人は 僕の同級生です」
回想終了