連続テレビ小説「カーネーション」第138回「宣言」【第24週】

玄関前

(せみの鳴き声)

ミッキー「は~い こんにちは!」

篠山「どうも。」

(英語で)

篠山「は?」

ミッキー「お店 何?」

篠山「あ 店? 金券屋。 切符 切符…。 あ チケット。」

ミッキー「おう! チケット ショップ!」

篠山「イエス。」

ミッキー「アイ シー サンキュー!」

聡子「ミッキー!」

(英語で)

聡子「はよ 来いて お母ちゃん 待ってんやさかい。 こんにちは~! お母ちゃんが お世話んなってます! ほな。」

篠山「あ ちょっと バッグ。」

オハラ洋装店

聡子「お母ちゃん ミッキー!」

糸子「ミッキー!」

ミッキー「おかあちゃん!」

糸子「久しぶりやなあ!」

<ブランド発表会が いよいよ3日後に迫って 聡子が ほんまに ロンドンから帰って来てくれました>

高山「あさってには いよいよ 目玉の ワイドショーの出演があります。」

聡子「はあ ワイドショー?」

高山「はい。 優子さん 直子さん 聡子さんに 糸子先生を『うちのお母ちゃんです!』と ご紹介して頂くという形です。」

聡子「ワイドショーやて お母ちゃん!」

糸子「大きな声で言いな 緊張するやろ!」

聡子「へえ~ すごいな 大々的やな!」

高山「もちろんですよ!」

<人生 何が起こるや 分かりません>

寝室

<お父ちゃん お母ちゃん 勝さん おばあちゃん。 うち… ワイドショー 出てきます。>

テレビ局

3人「先生 おはようございます!」

糸子「おはようさん!」

聡子「どうも 初めまして! 聡子です。」

3人「初めまして!」

聡子「ミッキー。」

ミッキー「ミッキーです。」

糸子「優子と直子は?」

高山「もう入られてます。 今…。」

糸子「ええ ええ! 呼ばんでええ。 どんな顔して会うたらええか 分からんよって。 うち ちょっと その辺 散歩しとくわ。 時間なった 呼んで。」

3人「いやいやいや!」

糸子「何や?」

譲「先生 ウロウロされたら 困りますよ。 控え室 おって下さい。」

糸子「ほな その控え室 どこ?」

譲「控え?」

栄之助「あ~!」

糸子「何や?」

栄之助「明菜や。」

高山「ほんまや!」

糸子「紛らわしいな!」

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