連続テレビ小説「カーネーション」第141回「奇跡」【第25週】

回想

奈津「何にも。」

奈津「アホ! アホ アホ! 不細工!」

奈津「この ブタ!」

奈津「二度と来るな! あんたなんか あんたなんか 何も関係ないんや!」

奈津「ほんまに おおきに!」

回想終了

<ほんでも 生きてるうちに お互い まだ ボケもせんと 会えたんやさかい。 奇跡やでなあ>

病院

病室

糸子「あ~ 忙し 忙し!」

院長室

龍村「総婦長の相川です。」

相川「初めまして。」

糸子「小原です。」

相川「有名な先生に こんな病院のイベントなんて お引き受け頂いて ありがたい事です。 ま ほんでも 仕事の合間の事ですから あくまでも無理せず 楽しく やらせてもらお 思てます。」

糸子「はあ…。 いや けど 引き受けたからには うちも キッチリしたもん やらせてもらいますよって。」

相川「はあ。」

糸子「片手間に やったらええとは 思わんといて下さい。」

龍村「あ ちょっと 僕 次 あったんやった。」

香川「いやいや 院長! どこ 行くんですか? おって下さいよ!」

龍村「え? そう?」

糸子「まず 急いでほしいんは モデルの選出です。 人数は 15人。 何歳でも かまいません。 身長 体重 何ぼでも かまいません。」

相川「はあ。」

香川「ほんまに ええんですか?」

糸子「はい。 ただし お願いがあるんです。」

香川「はあ?」

糸子「こないだ モデルを職員さんから 選ぶちゅうて 言うてはりましたけど。」

香川「ええ。」

糸子「半分を患者さんにして もらえませんか?」

相川「はあ?」

香川「患者さんですか?」

糸子「はい。」

相川「そら 無理です。」

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