連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」第110話「2003-2025」【最終週】

偕行社

控え室

(ドアが開く音)

一子「サッチモ。」

るい「あっ 一子さん! 遠いとこ わざわざ。」

一子「ううん 構へん。 今さっき 客席で木暮さんに会うたわ。 懐かしいて泣いてしもうた。」

るい「客席に行かはったんやったら 何で ここに?」

一子「桃ちゃんが『お母ちゃんとこ行ったって』て。 何かあったんか?」

会場

♬~(『Rhythm Exchange』)

控え室

るい「今日は… お母さんに届けるために 歌うつもりやった。 けど… お母さん自身が もう私に会わへんて 決めてるんやったら…。 歌う意味あるんやろか…。」

一子「私も分からんわ。 そのお茶に 意味があんのかどうか。 けどな 意味があんのかないんか 分からんことをやる。 誰かのことを思てやる。 それだけで ええんとちゃう?」

朝丘神社

安子「あっ… あっ! るい…。」

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