連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」第20話「1943-1945」【第4週】

雉真家

<終戦から ちょうど3か月半たった 朝のことでした>

ダイニング

ラジオ『皆様 お久しぶりでございます。 『基礎英語講座』の時間です。 講師の 堀 英四朗です。 「The Sun and the North Wind」』.

<ラジオの『基礎英語講座』が 再開しました。 日米開戦に伴い 突然 放送がなくなってから およそ4年ぶりのことでした>

回想

稔「明日の朝 6時30分にラジオをつけてみて。」

ラジオ『Good morning everybody. 皆さん おはようございます。 「実用英語会話』の時間です」。」

回想終了

町中

<安子にとって ラジオの英語講座を聴くことは 稔を思うことでした。 When Yasuko listened to the English conversation program on the radio, she thought of Minoru>

雉真家

寝室

安子「『Once the Sun and the Morth Wind had a quarrel. The North Wind said…』。」

<一つの英単語を覚えるごとに 稔が帰る日が近づいてくる。 安子は そんな気持ちで 英語の勉強を再開しました>

安子「『just then a man came along』.」

町中

♬~(ハーモニカ『リンゴの唄』)

(読経)

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