連続テレビ小説「あまちゃん」149回「おらたち、いつでも夢を」

【 連続テレビ小説「あまちゃん」】149回のネタバレです。

あらすじ

北鉄の運転再開が海開きの日に決まり、鈴鹿ひろ美(薬師丸ひろ子)のコンサートはその前日に開かれることになった。会場となる海女カフェの再建に、アキ(能年玲奈)や町の人々は大忙し。そこにアキがかつてテレビで共演したさかなクン(本人)がやってくる。さかなクンの手助けもあり、海女カフェは新しく生まれ変わる。そのころ、喫茶リアスには、まだ東京にいるはずの鈴鹿がいた。そして、漁から帰った忠兵衛(蟹江敬三)と…。

149回ネタバレ

天野家

<2012年3月。 あの日から 1年がたちました>

アキ「あれ!?」

夏「何だ? アキ。 朝御飯だぞ。」

アキ「じいちゃんって いつから帰ってきてねえ? なあ なあ ばっぱ 震災のあと 帰ってきた? 来てねえべ? 遺影は? ねえべ! どういう事?」

夏「うるせえなあ もう…。」

アキ「帰ってくんの? なあ ばっぱ 遺影がねえって事は じいちゃん 近々 帰ってくんのか?」

夏「あ~ もう うるせえ うるせえ うるせえ!」

アキ「あるいは まさか… じいちゃん まさか…!」

夏「心配するな。 忠兵衛さんは元気だ!」

アキ「じぇ! パ… パソコン?」

<夏さんの病気と震災を経て 忠兵衛さんと夏さんは ネット電話で つながっていました>

忠兵衛『よう 夏さん ボア ノイチ。 ボア ノイチ。 ポルトガルは 今 まだ夜中だ~』。

アキ「な… 何で?」

忠兵衛『ん~ ん~!』。

夏「わいふぁい?」

北鉄車庫

<2012年 春。 北鉄は 北三陸 袖が浜間を 往復運転しつつ 7月1日からの 本格的な運転再開に向け 点検作業も大詰めです>

吉田「だから ネズミの絵 描かねえでよ! 子どもは喜ぶけど 大人は 胃が痛くなるんだから! あっ もう! これ消えないよ!」

海女カフェ

<一方 6月30日 オープン予定の海女カフェは 遅々として進まず。 漁協のかつ枝さんが 計算しているのは 海女カフェ再建にかかる 費用の見積もり つまり 支出>

かつ枝「ぐっ…!」

<栗原さんが計算しているのは 海女カフェ再建をサポートする企業からの協賛金 一般からの寄付金 つまり 収入>

かつ枝「くっ くっ くっ…!」

かつ枝「できました~!」

栗原「こっちも出ました!」

菅原「うん? うん? はい! かつ枝さんの勝ち~! さすが 眼鏡会計ばばあ! 栗原ちゃん 足元にも及ばない。」

栗原「う~…。」

長内「勝ってどうすんだよ。」

かつ枝「あ…。」

栗原「めっちゃ悔しい!」

吉田「顔では負けてなかった。 いい勝負だったよ。」

夏「どこか切り詰めねえと 海開き 間に合わねえど。」

アキ「分がってる。」

菅原「んでも 天下の鈴鹿ひろ美が来るのに まさか ビールケースの上で 歌わせる訳にはいかねえべ。」

アキ「それも分がってる。」

美寿々「しゃあねえ。 水槽 諦めんべ!」

長内「だったら 魚も諦めんべ。」

安部「ドイツ製のシステムキッチンも諦めんべ。」

かつ枝「エスプレッソマシーンも諦めんべ。」

栗原「おやおや! まだまだ 切り詰められそうですよ。」

ヒロシ「フロアの面積を半分に メニューは まめぶと乾き物中心 照明は ミラーボール。」

アキ「これでどうだ!? 眼鏡会計ばばあ!」

かつ枝「なんとか 予算内には収まるが これじゃあ リアスで歌うのと 大差ねえべ。」

一同「あ~…。」

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