連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」第3話「1925―1939」

勇「兄さん 早う来て! 歴史的瞬間 聞き逃すで!」

稔「分かった。 うちの弟が 失敬しました。」

安子「あっ いえいえ そんな。 しゃあけど びっくりしました。 こちらの名字ゅう見て もしかしてとは思よったんですけど…。 勇たんのお兄さんじゃったんですね。」

稔「ええ 稔といいます。」

安子「稔さん…。」

『Excuse me. where‘s the stop for Okayama Station?』

安子「えっ…? あっ あっ あの…。」

稔「It‘s that way. Go straight along this street. You’ ll find it on your legt.」

「Thank you.」

「Thank you.」

稔「No problem.」

安子「英語… ですか?」

稔「ああ そうじゃ。」

安子「英語が話せるんですか?」

稔「まあ ちょびっとね。」

安子「何で…?」

稔「明日の朝 6時30分にラジオをつけてみて。」

橘家

居間

ラジオ・ハリス『Good morning everybody. 皆さん おはようございます。 「実用英語会話」の時間です。 講師の ジェームズ・バーナード・ハリスです。 Two friends meet‘ by chance’ in the street』.

<それは 英語講座でした>

ラジオ・ピンダー『Life‘s full of surprises』

ラジオ・ハリス『It is. I didn‘t expect to see you』.

<何を言ってるのか 安子には一つも分かりませんでした。 ただ 流れるような英語の調べに うっとりと耳を傾けました>

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