さくら宅
さくら「なりすまし業務 お疲れさまでした。」
ミワ「何だか ホッとしました。」
さくら「辞める必要はなかったと思うけどね。 でも もう自分を欺きたくなかったんだよね。」
ミワ「はい。」
さくら「それって 自分に自信が出てきたからじゃない?」
ミワ「自信? いや 自信なんて そんな…。」
さくら「これから何するか決めたの?」
ミワ「いや まだ全然…。」
さくら「私は決めたよ。」
ミワ「えっ… 何ですか?」
2年後
八海邸
リビング
(ノック)
さくら「失礼します。 八海様 間もなく出発の時間でございます。」
八海「あっ もう そんな時間でしたか。」
藤浦「あっ ミワさん。」
道中
<小さい頃から地味で不器用 何をやっても目立たない。 空気のような存在だった私>
映画館
<八海サマとの夢のような日々は そんな私が 私らしく生きることを 教えてくれた>
<人生をかけて推したい人がいる。 私は今 最高に幸せだ>
(上映開始のブザー)
ミワ「八海サマ…。」
BAR・らすべがす
凛「あ~ 私も八海さんと出たかったなあ。 何で くノ一役で オファーしてくれなかったんだろ…。」
ゆき「女忍者は出ないらしいよ。」
凛「マジ? じゃあ 許す。」
ゆき「To 『shinobi-CITY』!」
(グラスを合わせる音)