夜ドラ「ミワさんなりすます」(第8回)

道中

さくら「はい 資格の証明書ですか…。 分かりました。 すぐに お送りしますね。」

八海邸

廊下

池月「よく これだけの量 自転車で運べたよね。」

ミワ「あるだけ買ってきてって言われたんで。」

リビング

ミワ「失礼します。 お待たせしました。」

藤浦「随分 時間かかったじゃない。」

ミワ「すいません 意外に遠くて…。」

藤浦「だから 従業員用の車を使いなさい って言ったじゃない。」

<従業員専用車って… そっちか~! 大体 セレブが買い出しに 自転車なんか使うわけない。 そして この量が自転車なわけない。 絶対に怪しまれてる…>

藤浦「何で自転車で…。」

ミワ「運動です 運動! あえて運動しようと思って。」

池月「(吹き出す声)」

藤浦「あなた それ 本気で言ってるの?」

池月「セレブ~。」

藤浦「それ どういうこと?」

池月「あっ セレブの間では あえての運動が はやってるみたいです。」

ミワ「はい そうです。」

藤浦「キッチンへ。 早く。」

ミワ「すぐに準備します。」

藤浦「八海が待っていますので。」

ミワ「はい。」

池月「はい すいません。」

キッチン

<うわさどおり ハムを塊のまま出すべきか それとも 食べやすくカットすべきか…>

池月「どうしたの?」

ミワ「あ… いや 八海さんって ハムは 塊のまま お召し上がりになりますかね?」

池月「いや 切るよ。 切って切って!」

ミワ「あっ てっきり セレブは そのまま食べるのかと…。」

池月「そんな原始人じゃないんだから。」

ミワ「ですよね! はい 切ります。」

池月「ホント変わってるよね ミワさん。」

リビング

藤浦「ん~。」

一駒「本物ですね。」

藤浦「そうよね…。」

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