yako「でも 映画とか見てても 大体 セックスの描写があったりするし 性的に惹かれ合うのが 正しいレズビアンなのかなって 思っちゃってた時もあります。 でも ちゃんとしたって何だろうって。 だって 異性愛者の人にも 本当にいろんな人がいるだろうし。 そもそも ちゃんとしたって 誰にとって? って。」
野本「うん… 確かにそうですね。」
yako「うん。 だからさ ユ。さんは ユ。さんだし ユ。さんの感覚に間違ってるとか 正しいとか ないんですよ。 レズビアンにも恋愛命の人もいるし そうじゃない人もいる。」
野本「はい。」
yako「SNSで たくさん発信する レズビアンもいるし そうじゃないレズビアンもいる。 二丁目に行って コミュニティーを楽しむ人もいれば そうじゃない人もいる。 本当にいろいろです。 ユ。さんが テレビや映画で 自分を見つけられなかったのは そういう登場人物が 全然足りてないからですよ。 もっといろんなレズビアン見たいですよね ドラマとかでさ。」
野本「確かに。 ほんとですね!」
yako「だからさ ゆっくり焦らず ユ。さんだけの自分の形を 見つけられたらいいんじゃないかな。」
野本「はあ… あ~ 何か 心が軽くなります。」
yako「え~ ほんと?」
野本「ほんとに ほんとに。 同じレズビアンの方と こういう話ができるのも初めてなんです。」
yako「あ~ そっか まあ なかなかないよね。 カミングアウトして生活してる人 少ないしね。」
野本「はい。 だから ありがとうございます。」
yako「ううん 全然。 何か最近 私のそういう投稿に よく いいねしてくれるようになったな~ とは思ってたんですよ。 だから 話してくれてうれしい。」
野本「そっか。 いや~ 本当にうれしいです。 私 自分のことを また知らない間に 型に はめようとしちゃってたのかも しれません。」
yako「っていうか ガンガン 型にはめようと してくるからね 社会のほうがさ。」
野本「アハハ… うんうん。」
yako「え~ それで~ その最近好きなった女性の話は 掘り下げちゃってもいいんですかね?」
野本「あっ… あっ はい。 大丈夫です。」
yako「キャー! 超楽しい! で どこで出会った人なの?」
野本「えっ… あっ あの… 同じマンションで。」
yako「え~! 同じマンション!? 何それ! え ドラマ!? ドラマなの? えっ どんな人なの?」
野本「あ… それがですね あの~ 春日さんっていう方なんですけど…。」
yako「春日さん。」
野本「すっごく こう ごはんを食べて下さる方で 私は ごはんを作るのが好きなんですけど。」
yako「うん。」