夜ドラ「作りたい女と食べたい女」(第17回)

野本宅

野本「はあ… 久々にやってしまった。」

野本『春日さん 夜分にすみません ドーナツって好きですか?(削除)』

野本「明日持っていくかあ。」

春日『おいしかったです。』

南雲『すごいですね。』

春日『野本さんは 東北のご出身なんですが 仙台のおみそを使って』

ベランダ

春日「焼きおにぎりを作ったんです。」

南雲「おみその焼きおにぎりですか?」

春日「はい。」

南雲「おいしそうですね。」

春日「初めて食べました。」

野本「こんばんは。」

春日「あ。」

南雲「あ こんばんは。」

野本「あ…。」

野本宅

野本「すいませんでした。 知らなかったとはいえ 食事に誘ったりして… そういうことだったんですね。」

南雲「いえいえ でも 誘ってもらえるの うれしいんです。」

野本「それなら よかったですが。」

南雲「それにしても こんな時間から作るんですね。」

野本「え。」

南雲「こんなにたくさん…。」

野本「あっ あの… 考え事してたりすると 衝動的に 料理を大量に作ってしまう癖があって…。」

南雲「大量に…。」

野本「そ… そうです。 何か こうやって言うと やばいやつ みたいですね。」

南雲「いやいや やばくはないですけど すごいなって。」

春日「すごいんですよ 野本さんは。」

南雲「あっ ドーナツって どうやって形を作るんですか?」

野本「えっと やり方は いろいろあるんですけど 今日は 手でこねこね 作ってみようと思います。」

野本「まず 4当分に切ります。」

野本「指で 穴を開けて…。 こんな感じ。」

南雲「ドーナツだ。」

野本「こんな感じで どんどん 作っていきましょう。」

2人「はい。」

野本「そして 2本の指で クルクル クルクル…。 そうそうそう。」

春日「これくらいですか?」

野本「あ… もうちょっと 穴は大きくしたほうがいいかも。 膨らむからね。」

春日「はい。」

南雲「どうですか?」

野本「あ~ もうちょっとかな。」

南雲「もうちょっと。」

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