夜ドラ「作りたい女と食べたい女」(第21回)

マンション

エレベーター

野本「春日さん。」

春日「あ おかえりなさい。 同時でしたね。」

野本「ね。 買い物ありがとう。」

春日「いえ。」

野本「何鍋にしたの?」

春日「大根おろしと鶏肉で みぞれ鍋はどうかなと。」

野本「おお いいね。 雪も降ってきたから?」

春日「はい。」

野本「最高! ありがとう。」

野本宅

野本「う~寒い! エアコン エアコン。 よいしょ よいしょ…。 おなかすいたね。 早速作ろっか。」

春日「はい。」

春日「代わりましょうか。」

野本「ううん 大丈夫。 味 どうかな?」

春日「いいと思うんですが 味 見てもらってもいいですか?」

野本「あっ は~い。」

春日「どうでしょうか。」

野本「ん~ おいしい! ちょうどいいと思う。」

春日「よかったです。」

野本「うん お願いします。」

野本「できた~。」

春日「たくさんできましたね。」

野本「うん。 あのさ やってみたいことがあるんだけど いい?」

野本「かわいい~!」

春日「かわいいです。 食べるのが もったいないですね。」

野本「ね~。 あっ 写真 写真。」

(シャッター音)

野本「よし。 あとでアップしよう。」

野本「うわ~ おいしそう。 今日ね 一緒のプロジェクトメンバーの 三上さんっていう方がいるんだけど 定時であがっていいですよって 残業 代わってくれたの。」

春日「そうだったんですか。」

野本「そう 今度 何かお返ししなきゃな。 みんな いい方ばかりでね 忙しいけど 入ってよかった。」

春日「それは よかったです。」

野本「ん~ あったまる…。 あ 春日さん おつゆ もうちょっと どうですか?」

春日「お願いします。」

野本「はい。 鶏肉も入れちゃいますね。」

春日「はい。」

野本「はい どうぞ。」

野本「うわ~ 結構食べたね。 あ 春日さん しめ どうする? うどんもあるし ごはんもあるけど。」

春日「悩ましいですね。」

野本「う~ん。 うどんも絶対おいしいけど 雑炊も かなりありだよね。」

春日「そうですね。」

野本「どっちがいい?」

春日「う~ん…。 雑炊… ですかね。」

野本「卵でとじて?」

春日「間違いないですね。」

スポンサーリンク







シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク