グアテマラ
容子「何? これ。」
恵里「ん?」
容子「こんなの 聴くんだ。」
真理亜「違うわよ。 頼まれた仕事しててさ 童謡についての。 ま エッセーだけど。 その参考にね。」
容子「ふ~ん。『ぽっぽっぽ はとぽっぽ 豆が欲しいか そらやるぞ みんなで 仲よく』」
恵里「容子さん…。」
容子「『食べに来い』」
3人「ハッハッハッハ。」
真理亜「うっ!」
恵里「え。 どうしたんですか? 真理亜さん。」
容子「どうしたの?」
真理亜「お願いだから 笑わせないでよ。 お腹 痛いのよ。」
恵里「あの。 もし なんなら 文也君に 診てもらいますか?」
真理亜「冗談じゃないわよ。」
恵里「何でですか? 優秀ですよ 文也君は。」
真理亜「そういう問題じゃないわよ。 私にね あんたのダンナの前で 裸になれって言うの?
容子「ハハハハ。」
恵里「え? いや そんな。 医者は そんなこと 気にしませんよ。 仕事ですから。」
真理亜「私が するのよ。」
恵里「でも 大丈夫ですか?」
真理亜「大丈夫です。」
容子「(くしゃみ)」
真理亜「ハハハハハ。」
大丈夫かね 真理亜さんは…
恵里「本当に 大丈夫ですか?」
真理亜「アハハハ どっちが? なくなってんじゃ~ん。」
大丈夫では ありませんでした
そして 数日後
真理亜「あ~ 痛い!」
回想
回想終了
CDプレイヤー『まいごのまいごの こねこちゃん』
真理亜「うわ。 何で よりによって『犬のおまわりさん』?」
CDプレイヤー『あなたのお家は どこですか お家をきいても わからない」
恵里「真理亜さん…。」
CDプレイヤー『名まえをきいても わからない』
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