島田「あ… ハハハ。 あ いいんだ いいんだ。 座って 座って。」
島田「あ あの… こちらの方が 桐野みづえさん。」
みづえ「桐野で ございます。」
大介「どうも…。」
島田「そして ここにおられる皆さんが 一風館の人たち。 いまや 私の家族のような人たち。 ハハハハ。」
容子「どうも。」
柴田「どうも。」
文也「どうも。」
島田「とういうわけだ ハハハハ。」
大介「何言ってるの? お父さん。 何が 家族だよ。 いい年して 何言ってんの?」
島田「え?」
大介「あなたの本当の家族は ほかに いるでしょう? それに いい年して 好きな女性が いるなんて。 いい加減にしてほしいね。 とにかく いい返事 待ってますから。」
恵里「島田さん?」
島田「いや カッコ悪いとこ 見られたかな。 ハハハハ。」
北栄総合病院
真理亜の病室
一風館
ダイニング
島田「息子の所へ 行こうと思うんだ。」
恵里「え?」
島田「そうしようと思うんだ。」
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