連続テレビ小説「ちゅらさん」32話「哀愁のオキナワンボーイ」ネタバレ

恵里と容子の話を盗み聞きしている真理亜w

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容子「そう… つらいね それは。 でも 人生の夢は 一つと 決まってる訳ではないのでは?」

恵里「え?」

容子「つまりね 誠君だっけ? 野球は 確かに夢だったから 今は つらいかもしれない。 また 何か見つかるかもしれない。 全然 違う何かをさ。」

恵里「はい。」

容子「『深追いしないで よかった』 ぐらいに思えばいいよ。 恵里ちゃんみたいに『かわいそう』と思わない方が いいと思うよ。」

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恵里「ええ。」

容子「なんか いいなぁ!」

恵里「え? 何がですか?」

容子「そんなふうに 人のために 泣けるって 『いいな』と思ってさ。 この年になると自分以外の人のことを考えて 泣く事なんかない。 家族の事とかは別として。 友達の事を考えて泣くなんて もう随分ないような気がする。」

恵里「そうなんですか?」

容子「自分はどうするの 恵里ちゃんは? 東京で ゼロから探すんでしょ? 何か ヒントでも見つかった?」

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恵里「いえ 私は まだ何も。 そんな余裕もないし…。」

容子「そうか。」

恵里「すみません。」

容子「謝る事なんか ないわよ。」

恵里「そうですけど。」

容子「私 反省してるんだ。 つい 妹でも出来た気分になって 住居 バイト おぜん立てしちゃって。 余計な事 しちゃったかな。」

恵里「なんでですか? ダメですか?」

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容子「そんな事ないけど。」

恵里「そんな事 言わないで下さい。 感謝してるんですから 本当に。」

容子「うん。 恵里ちゃんは 人の事で泣いたり 笑ったりする仕事が向いてるね。」

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恵里「え? どういう意味ですか?」

容子「分からない。 でもそんな気がする。」

恵里「人の事で?」

容子「いっぱいあるのでは?」

恵里「はあ…。」

いい事 言うねぇ 容子さんっていう人は…。 私 結構好きさ この人。 恵里が そんな仕事を見つけるには まだまだ時間が かかりそうだね。 長いからねぇ まだまださ

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33話

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