連続テレビ小説「ちゅらさん」32話「哀愁のオキナワンボーイ」ネタバレ

真理亜「同じ物を。」

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兼城「かしこまりました。 なんか 怖いね。」

恵里「はあ。 どうぞ。」

真理亜「ありがとう。」

恵里「おいしいですか? 何でもないです。」

誠「誰?」

恵里「同じアパートの人。」

誠「何でアパートの人が こんなにいる訳?」

恵里「さあ。」

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柴田「あの…。」

兼城「何?」

柴田「私にも 同じ物を。」

兼城「ごめんね 終わってしまった。」

柴田「そうですか。」

恵里「誠 何で東京にいるの? 野球は?」

誠「あ…。 ごめん 今 食べてるだろう。 それからでいい?」

恵里「何で?」

兼城「はい 中味汁 出来たよ。」

誠「懐かしい ありがとうございます。」

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誠「うまかった! やっぱり 沖縄料理は おいしいさ。」

兼城「それにしても よく食べたね まるで 牛のような 食欲さ。」

誠「それは あんまりさ。」

柴田「牛を 悪く言わないで下さい。」

誠「え?」

柴田「何でもないです。」

恵里「もういいでしょう?」

恵里「話して。」

誠「何が? 結婚の日取りか?」

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恵里「怒るよ 本当に!」

誠「怒らんで! 恵里 怒ると怖い。」

恵里「じゃ 何で 東京にいるの? 大阪で野球してるはずでしょう? 誠 ちゃんと話して。 マネージャーに 報告する義務があるよ 誠には。」

誠「言いたくないんだ。」

恵里「何で?」

誠「恰好 悪いから。」

恵里「全然 分かんないさ それじゃ。 お願い。」

誠「転勤になった 東京支社の営業に。」

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恵里「え? 何で?」

誠「野球… ダメになったさ 俺。 右ひじ 壊してしまってさ。」

恵里「ひじって 治らないの? 悪いの?」

誠「手術すれば 治るかもしれない。」

恵里「だったら すればいいさ。」

誠「うん 確かに。」

恵里「何で しない訳?」

兼城「お金かね?」

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誠「それも ありますけど…。」

兼城「『けど』?」

恵里「どういう意味?」

誠「プロ野球の選手みたいには いかん。」

恵里「何でよ?」

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