書留
勝子「『前略 古波蔵家の皆様。 アイドルの 恵尚でございます』」
恵尚「長らく お待たせ いたしましたが 私 ムービースターへの道を ばく進中で あります。 ゴーヤーマンの借金を 全額とは 参りませんが 返済させて頂く事にいたします。 もう間もなく ハリウッドへ進出する 予定で ございます」
撮影場所
監督「カット! OK!」
監督「じゃ もう1回 いってみよう。」
古波蔵家
恵文「おばぁ! ハハハ…。」
勝子「恵尚!」
恵文「うわ!」
島袋「あいつ… おいしすぎる。」
勝子「恵尚!」
恵文「恵尚!」
ハナ「初めて 恵尚が 古波蔵家の役に 立ったね。」
勝子「そうですね。」
恵文「本当さ。」
東京
北栄総合病院
本当に 運命というものは 面白いものですねぇ。 そして 何も知らない恵里にも もっとすごい 運命的な出来事が ついに… ついに…
目の前で座り込む子供が
恵里「あ! 大丈夫?」
子供「うん。」
文也に気付く恵里
恵里「あの!」
文也「僕ですか?」
恵里「文也君でしょう? 絶対そうさ! 恵里だよ!」
文也「恵里?! 古波蔵恵里?!」
恵里「文也君!」
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