連続テレビ小説「エール」66話「弟子がやって来た!」ネタバレ

裕一の仕事場

裕一「この前も聞いたけど どうして僕なの?」

五郎「♬『紺碧の空 仰ぐ日輪』 つらい時は いつも この歌に励まされてきました。」

裕一に楽譜を手渡す五郎

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五郎「レコードを聴いて 書いたもんです。」

裕一「正確だね。 いい耳してるんだね。」

五郎「ありがとうございます。」

裕一「家族だったり奉公先は賛成なの?」

五郎「家族は… みんな ちりぢりです。 奉公先からは 逃げてきました。 僕 飯 食いません。 その辺の葉っぱ 食いますから。」

裕一「葉っぱ?」

五郎「部屋も布団も要りません。 ここでいいです。 いえ… 庭で寝ます。 野犬がいないから安らかに寝られます。」

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裕一「いや 五郎君 あの…。」

五郎「早くに親に売られた僕には ずっと居場所がありませんでした。 先生のそばに置いて下さい! ご迷惑かけません! 一所懸命やります! どうか お願いします!」

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裕一「五郎君…。 やめて… やめて ほら ちょっと立って。 立って ほら… 五郎君…。 分かった。 君を弟子にする。」

五郎「先生~!」

裕一「おっとっと…。」

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音「ちょっと待った!」

裕一「おっ?」

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寝室

裕一「文藝ノ友新人賞!? すごいじゃん!」

音「それは うれしいんだけど うちで執筆活動続けるって言うの。」

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裕一「こ… ここ!?」

音「そう。」

居間

梅「これ どうぞ。」

華「ちくわ! 食べていい?」

梅「どうぞ。」

華「ありがとう 梅叔母さん。」

梅「おばさん?」

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寝室

裕一「ねえ… 吟義姉さんところは?」

音「あっちは… 息が詰まるって。」

裕一「え~? どうしよう…。」

音「年頃の2人が いきなり同居って まずいよね~?」

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裕一「え~ 五郎君と?」

音「梅。」

想像中

五郎「梅。」

梅「五郎さん。」

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想像終了

裕一「ああっ!  ない ない ない。」

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音「ないな。」

裕一「じゃあ いい?」

音「こちらも いい?」

裕一「う~ん にぎやかで楽しいんじゃない?」

音「食費はかかるけどね。」

裕一「うん…。」

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