連続テレビ小説「エール」66話「弟子がやって来た!」ネタバレ

居間

夕食中

五郎「お代わり下さい。」

華「また? 五郎ちゃん 食べ過ぎ!」

裕一「ねっ。」

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五郎「こんなうまい飯 久しぶりで。 あっ すいません。」

裕一「葉っぱでいいって言ってたのにね。」

音「裕一さん お弟子さんの分も しっかり稼いで下さいね。」

裕一「はい… はい。」

五郎「恐縮です。」

華「恐縮です。」

五郎「恐縮です。」

裕一「ハハハ…。」

梅「ごちそうさま。」

音「梅は残して行儀が悪い!」

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五郎「僕がもらいます。」

音「恐縮です。」

華「恐縮です。」

(笑い声)

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梅の部屋

梅は 2階の空いていた部屋に 住むことになりました。

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梅「(小声で)よっしゃ。」

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襖が開く

音「何 見とるの~?」

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梅「別に。」

音「え~? 見せりんって~。 うん? フフッ。 あ~ やっぱり 言葉で聞くより実感湧くわ。 『文藝ノ友新人賞 関内 梅』。 すごい。」

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梅「でも… 結ちゃんは これ 16歳で取っとる。」

音「年齢は関係ない。 同じ土俵に立ったってことでしょう?」

梅「結ちゃんは もう10冊も出しとるんよ。 私は まだ1冊。」

音「意識する?」

梅「幽霊のお父さん 会った?」

音「うん。」

梅「お父さん 言っとった。 負けを認めろって。 そこから始まるって。」

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音「梅は認めたの?」

梅「う~ん… そうかな? 分からん。」

音「認めたんじゃない?今の梅は全然違う。 前の梅は もっと かたくなで 自分の殻が固くて どうしようもなかったけど 今は… ひび割れとるというか…。」

梅「もう いい いい…。」

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音「薄くなっとるというか 柔らかく…。」

梅「いい いい… 自己分析は自分でやる!」

音「まっ ともかく頑張りん。」

梅「うん。」

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こうして 梅の 東京での新生活が始まりました。

67話へ

ようやく再開(^^♪

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