連続テレビ小説「あまちゃん」115回「おらのばっぱ、恋の珍道中」

回想

司会者「いかがですか? 橋さん ここ 北三陸市は 海女漁の北限なんです。」

橋「じゃあ 君も この姿で 海に潜って…。」

夏「はい ウニや 貝を取ります。」

橋「へえ~ 若いのに偉いね! お嫁さんにしたいぐらいだ。」

(拍手と歓声)

橋「どうでしょう。 次の曲は 吉永小百合さんと デュエットした曲なんですけれども 今日は 是非 夏ちゃんと一緒に歌いたいね。」

夏「じぇじぇ! 夏ちゃんって おらか!?」

♬~(『いつでも夢を』)

♬『星よりひそかに 雨よりやさしく あの娘は いつも 歌ってる! 声が聞こえる』

一同「頑張れ 夏ちゃん!」

♬『淋しい胸に』

2人♬『涙に濡れた この胸に』

回想終了

スナック・梨明日

一同「また また また~!」

長内「北三陸さ 橋 幸夫が来たなんて話 おら 聞いた事ないど。」

菅原「観光協会さも 記録 残ってねえよ。」

勉「いやいや ホントだっつうの。 あれから しばらくの間 夏さん この界隈で アイドルだったでしょう。」

ユイ「夏さんが?」

勉「うん。」

かつ枝「昭和39年だったら 覚えてるはずだよな 弥生!」

♬『言っているいる』

♬『お待ちなさいな』

回想

♬『いつでも夢を いつでも夢を』

勉「夏ちゃん!

♬『はかない涙を』

勉「夏ちゃん!」

<勉さんの話が 本当だとすると 夏ばっぱこそが 北三陸の 元祖アイドルって事になります>

2人♬『歌声で』

回想終了

無頼鮨

大吉「何だよ おい~。」

安部「よがった。 びっくりした…。」

(引き戸が開く音)

梅頭「いらっしゃい!」

種市「いらっしゃいませ!」

安部「え!? まさか まさか…!」

アキ「まさか 幸夫!?」

安部「幸夫!?」

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