連続テレビ小説「あまちゃん」117回「おらのばっぱ、恋の珍道中

ユイ「うるさいよ!」

一同「…。」

ユイ「すいません…。 でも 気 遣わないで下さい。 知ってるんだから 皆さんが あの人の事 陰で悪く言ってんの 夫と子どもと田舎捨てた 見かけによらず したたかな女だって…。」

ユイ「言ってんだよ みんな。 言い返せないよ。 そのまんまだから。 今だって 思ってるよ。 今更 どの面 下げて 帰ってきたって。 本当 よく帰ってこれたよね。」

よしえ「ごめんなさい…。」

ユイ「ごめんなさいで 済む訳ないじゃん! 私 高校やめたんだよ! 何もかも諦めたんだよ!」

功「ユイ。 それぐらいにしなさい。 もういいだろ。 母さん 責めても しょうがないんだから。」

店を出て行くユイ

(ドアベル)

ヒロシ「何しに帰ってきたの。」

功「黙れ しゃべるな!」

ヒロシ「黙んねえよ! だって 逃げたんだぞ!」

功「皆さんが いる前で 醜態をさらす気か!」

夏「どうぞ お構いなく。 遠慮なく やって下さい! 口 挟みませんから。 おらたちにとっては 所詮 ひと事だし。 よしえさんも それなりの覚悟で 戻ってきたようですから。 なっ?」

よしえ「ごめんなさい…。」

北三陸駅

ユイ「(すすり泣き)」

(メールの着信)

ユイ「ヘヘヘッ…。」

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