連続テレビ小説「あまちゃん」117回「おらのばっぱ、恋の珍道中

黒川家

夏「こっちは こっちで 満喫しましたんで。」

<こうして 夏ばっぱと大吉さんが 北三陸さ帰っていく日が やって来ました>

春子「何があったか知んないけど ずっと ニコニコしてんのよ。」

大吉「正宗さん。」

黒川「はい。」

大吉「荷物 車に運んでくれ。」

黒川「はい はい。」

春子「お願いしますね 夏さん。」

大吉「あ…。」

春子「何よ 頼りないな。」

大吉「春ちゃん。」

春子「うん?」

大吉「俺の思いは重すぎるから 正宗さんさ 全部 託したからな。 あの男は本物だ。 春ちゃん! 大事にしてもらうんだぞ!」

(チャイム)

春子「はいはい はいは~い。」

夏「長居は無用だ。 もう帰るぞ。」

春子「いやいや ちょっと待ってよ。 持ってってもらいたいものも あるんだから。」

夏「土産は要らねえ。 駅で適当に買うかr。 いいから いいから。」

春子「手ぶらで返す訳に いかないでしょうよ。」

夏「いいから 帰るぞ!」

アキ「じぇ…。」

夏「あら 足立先生の… 奥さん。 お… 奥さん。」

<ママからのお土産は なんと ユイちゃんのお母さんでした。 ママは おらたちが 幸夫さ 熱 上げてる間に 何度も相談に乗っていたのです>

春子「説教は勘弁してあげてね。 私が さんざん やったから。」

夏「よく考えたのか?」

春子「それも さんざん聞いた。 許してもらえなくても いいんだって。 それでも 家族に会いたいんだって。 謝りたいんだって。 ねっ?」

夏「そんじゃ おめえ 連れて帰るしかねえじゃねえか。」

よしえ「お願いします!」

<という訳で ユイちゃんのお母さんが 約1年ぶりに 北三陸さ帰ってきました>

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