連続テレビ小説「あまちゃん」132回「おらとママの潮騒のメモリー」

喫茶・リアス

美寿々「心配だな 後で顔出すか。

弥生「んだね。 何つっても 1人暮らしだものね。」

栗原「地震多いですもんね 最近。」

今野「んだ んだ。 おとといなんか えらい揺れた。 おらとこのマネキン バタバタ倒れてたもんな。」

菅原「おらが作ったジオラマは 無事でしたよ。」

(ドアベル)

ユイ「いらっしゃい!」

ヒロシ「あ まだいたんだ。」

ユイ「うん。 そろそろ行く。」

大吉「よし汽車出すか。」

吉田「ですね!」

ヒロシ「あ これ西新宿のカレー屋のサービス券。 あと1枚あれば カレー1杯 タダで食えるから。」

ユイ「この店 もうないよ。」

ヒロシ「え?」

ユイ「ネットで調べたら とっくに潰れてた。 でも ありがとう。」

ヒロシ「うん。」

美寿々「間に合うのか?」

北三陸駅

ユイ「あ パパ。」

功「やっぱり会えた!」

よしえ「ちょうど病院に お薬 もらいに行くとこだったのよ。」

功「ユイ 気を付けろよ。 アキちゃんが いるから心配ないが。」

ユイ「何か嫌な感じ みんな集まっちゃって。」

(笑い声)

勉「元気でな。 ユイちゃん。」

ユイ「やめてよ 帰ってくるんだから。 水曜日には バイト入れてるし。」

吉田「その割には 荷物大きいですね。」

美寿々「つらくなったら いつでも帰ってくるんだよ。」

ユイ「楽しくても 水曜日には帰ります。 じゃあね 行ってきます!」

春子<ユイちゃんが 本当に 帰ってくるつもりだったのか それとも 東京で 暮らす覚悟だったのか それは 誰にも分かりません>

東京EDOシアター
休憩所

安部「味が足りなかったら 七味かけて下さい。」

河島「甘いか しょっぱいか 分かんないのに 辛いの入れちゃうの?」

荒巻「あ うまい!」

安部「あらら! もう この人は まめぶのとりこだ! よいしょ!」

河島「駄目だ! この味を 表現する言葉がない。」

水口「社長 天野の事では 何と お礼を言ったらいいか。」

荒巻「お前に礼を言われる筋合いはない。」

水口「今夜 天野の親友が上京します。」

河島「え? あ~ 足立ユイちゃん?」

水口「はい。 よかったら 会ってみて頂けますか?」

荒巻「分かった。 紹介して。」

水口「はい。」

奈落

アキ「ごちそうさま!」

安部「はい! あら! ミサンガまだしてる!」

アキ「んだ 切れそうできれねえ。」

真奈「明日切るんよ。 明日。」

喜屋武「明日のライブで 一気に切れるはずよ。」

アキ「んだな 頑張っぺ!」

一同「頑張っぺ!」

安部「じゃ お代わりして まめぶ。」

北三陸駅

大吉「出発進行!」

アナウンス『この列車は 宮古行きです』。

(警笛)

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