連続テレビ小説「あまちゃん」25回「おら、先輩が好きだ!」

「あっ! 海女さん どこですか?」

「海女さん? 海女さん あっちだよ。」

「あっちだ~!」

一同「アキちゃ~ん!」

<しかし 時 既に遅し>

一同「え~!?」

「こんなに いっぱい来たけど 終わってるもんね。」

喫茶店・リアス

大吉「どうすりゃいいんだ~!」

春子「どうするも何も 来年の夏まで 待ってもらうしかないじゃん。」

ヒロシ「待ってくれるでしょうか?」

ヒビキ「無理でしょうね。」

大吉「そうだよね。 はやり廃りに敏感なオタクさんが 9か月も あの動画だけで 我慢できる訳ないよね。」

吉田「『やった~!』しか 言ってないですもんね。」

大吉「そもそも あの映像の どこが そんなに いがったのかね。」

ヒビキ「僕なりに分析すると 大衆は 少女が健気に 頑張ってる姿に弱いんです。 これは ネットユーザーに限らず 日本人の習性です。 ウサギとカメなら カメを。 アリとキリギリスなら アリを。 ハブとマングースなら マングースを応援するんです。」

春子「うちの娘は マングースって訳ね。」

吉田「いや だから ハブとマングースの例えは ちょっと違うから…。」

ヒビキ「僕としては ハブの逆襲に 期待って感じですね。」

大吉「北鉄のユイちゃん VS. 海女のアキちゃんか…。」

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