連続テレビ小説「あまちゃん」68回「おら、東京さ行くだ!」

海女カフェ

弥生「深夜バスで どこさ行こうとしてたか 言ってみろ。」

アキ「…東京。」

かつ枝「東京で 何するつもりだったか言ってみろ。」

アキ「アイドル。」

花巻「フフフッ。」

美寿々「ちょっと 花巻ちゃん。」

かつ枝「んでも スカウトされたんだべ? 芸能プロダクションから。」

弥生「スカウトマンなんて あっちゃこっちゃで 名刺ばらまいてんだ。 当てになんねえ。」

アキ「事務所の社長とも 電話で しゃべったべ。」

一同「じぇじぇ!」

回想

荒巻「もしもし 初めまして 太巻ですけど…。 夏休みだよね 今。 東京 出てくれる?」

回想終了

観光協会

ユイ「『会ってみたい』って 言われました。」

一同「じぇじぇじぇ!」

ユイ「だから とにかく行こうって 決めたんです。 皆さんに 事情を説明する時間がなくて 事後承諾っていうか…。 後で 皆さんに ちゃんと 説明するつもりだったんです。 ごめんなさい。」

海女カフェ

夏「家出の理由は分かった。 しかし そうまでして アイドルとやらになりてえってのは なしてか。 おらたち 田舎の年寄りにも分かるように しゃべってみろ。」

観光協会

ユイ「(ため息)小さい頃からの夢だったんです。 それを やってみもしないで 諦めるのが嫌なんです。」

一同「う~ん…。」

海女カフェ

夏「黙ってたら分かんねえべ アキ。」

観光協会

功「この町には まだ ユイや アキちゃんの力が必要なんだよ。」

菅原「んだ。 んだ んだ。 去年の今頃さ比べたら 観光客も増えたし 海女カフェも建った!」

大吉「北鉄 北の海女 潮騒のメモリーズ この3枚看板で いきたいんだ!」

ユイ「それについては考えました。」

大吉「か… 考えた?」

ユイ「はい。 確かに うちらが いなくなると 一時的に観光客は減るでしょう。 でも P.R.なら 東京行っても できますよね。 むしろ 北三陸の知名度を 上げるためには ここへ いて 観光客を待ってるより 東京行って 呼びかけた方が 効果的なんじゃないかって。」

菅原「くそ 正論だ!」

ユイ「北三陸の名前を 全国区にするために アキちゃんっも 私も 東京行ったら 積極的に なまっていこうって。」

一同「じぇじぇじぇ!」

ユイ「じぇじぇ! むしろ じぇじぇって じぇじぇって言って行こうって 相手がタモリさんだろうが アッコさんだろうが じぇじぇで通そうって! 好きな食べ物は まめぶとウニ! いつでも食べれるように 肩に ウニ載っけて…。」

吉田「そんなアイドル見た事ねえど。」

ユイ「名前も JJガールズにして じぇじぇで 流行語大賞も取りま~す! よろしくお願いしま~す!」

一同「う~ん…。」

功「我が子なが 手ごわい。」

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