連続テレビ小説「エール」105話「夢のつづきに」ネタバレ

渉「華さん お招きありがとう。 楽しみだな~。」

華「是非 楽しんでいって下さい。」

渉「うん。」

潔子「音さん。」

音「潔子さん 和子さん!」

潔子「お久しぶり!」

音「久しぶり。 うわ~ すごい。」

潔子「もうすぐ8人目が生まれるんですって。」

音「8人目!?」

和子「うん。」

音「千鶴子さん。」

千鶴子「本日は お招きありがとう。」

音「来てくれてうれしい。 あの舞台って…。」

千鶴子「ご心配なく。 まだ出演者の発表前だったから 大きな混乱もなく進んでいるそうよ。」

音「よかった。」

千鶴子「すてきな音楽会になりそうね。」

佐代「皆様 本日は足をお運び頂き ありがとうございます。 どうか 子どもたちと一緒に 楽しい時間をお過ごし下さい。」

(拍手)

♬『きよしこのよる ほしはひかり すくいのみこは まぶねのなかに』

♬~(『ジングルベル』)

藤丸「♬『赤いリンゴに くちびる寄せて』」

久志「♬『だまって見ている 青い空』」

「キャ~!」

久志「♬『リンゴは何も いわないけれど』」

藤丸「♬『リンゴの気持ちは よくわかる』」

久志 藤丸「♬『リンゴ可愛いや 可愛いやリンゴ』」

藤丸「♬『どなたがいったか うれしいうわさ』」

久志「♬『軽いクシャミも トンデ出る』」

久志 藤丸「♬『リンゴ可愛いや 可愛いやリンゴ』」

(拍手と歓声)

久志「最後は 古山裕一君です。 皆さん 大きな拍手で迎えて下さい。 どうぞ!」

(拍手)

裕一「(せきばらい)え~ 僕から ひと言だけ 挨拶させて下さい。 音楽には さまざまな力があります。 慰めたり 鼓舞したり 人は いろんな場面で音楽と関わります。 え~ 僕は音楽家として 人に喜びをもたらす音楽を 皆様と共に共有したい。」

裕一「今日 ここにいる皆様のお顔を見て そう感じました。(せきばらい)最後の曲は『蒼き空へ』という曲です。この曲は 作詞家の村野鉄男君と一緒に作りました。 歌うのは… 私の妻 古山 音です。 僕が… 僕が 音楽家として 続けられてこられたのは彼女のおかげです。 掛けがえのない 私の恩人です。 音。」

(拍手)

裕一「それでは聴いて下さい。」

音「♬『仰ぐは 小春日 燦々と溢れ スイセンのしずく 羽交わす つぐみたち 君よ いつか たぎり落つ雨も上がれば 希望に胸はずませ 空へ はばたく その時 吹く風を待ちわびて 雲をさき 届く光を辿らん さあ 翔け 途切れた あの夢の続きへと 睦し日 幾重と胸に畳みて どこまでも蒼き空へ』」

(拍手)

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