【 連続テレビ小説「エール」】5話ネタバレ

2020年4月3日放送の【 連続テレビ小説「エール」】5話のネタバレです。

連続テレビ小説「エール」はNHKで放送しているドラマです。

現在は(2020年5月現在)NHKオンデマンドでも視聴可能です。

テレビまたはNHKオンデマンドが見れない方やこのドラマに興味のある方はこの記事をご覧になってください。

あらすじ

日本は急激な不況に見舞われ喜多一の経営が行き詰ってしまう。

三郎(唐沢寿明)は、経営を立て直すために必要な金を借りようと奔走するが、ことごとく断られてしまい、頼むべきところはまさ(菊池桃子)の兄の茂兵衛(風間杜夫)しか残されていなかった。

一方、裕一は作曲を楽しむようになり三郎から楽譜を買ってもらう。しかし、そんな裕一を妬むいじめっ子の太郎(田村継)と史郎(細井鼓太)が楽譜を奪ってしまい…。

5話ネタバレ

エール (5)「初めてのエール」

喜多一

喜多一に訪れる藤堂

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桑田「おっ!お客さんだな?いらっしゃい・・・」

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三郎「バカ、あの恰好!内の絹買う人間に見えるか?大方、怪しいもん売りに来た輩だ。俺が追っ払ってやっから!」

藤堂「あのー」

三郎「高~い~よ~内は~」

藤堂「え?」

三郎「そちらの手が出るようなもんは置いてねーから、他所行って~他所さ~」

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藤堂「古山裕一君の家はこちらで間違いないですか?」

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三郎「誰?あんた?」

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居間に通された藤堂

まさ「この人、おっちょこちょいなんです」

三郎「人を見かけで判断しちゃいけねーな?」

まさ「バカ!それが失礼なの!」

三郎「ああ、そうか?」

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まさ「あのーあの子まだ帰ってきてないのですが?」

藤堂「いえ、居なくても、ともかくご両親に伝えたくて」

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藤堂「裕一君の才能についてです!」

三郎「才能?なんだ、てっきり言葉のことかと」

藤堂「いつごろから、あるのですか?」

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まさ「弟の浩二が生まれた日に、この人が買ってきたんです。裕一が生まれた時には、使いもしないレジスター買ってきて。毎度毎度、お産の最中に意味がわかりません」

藤堂「いや、素晴らしい行いでした。お父さん!」

三郎・まさ「へ?」

藤堂「裕一君には類まれな音楽の才能があります。間違いありません!蓄音機は素晴らしい買い物でした」

三郎「へ?へえーそうですかー。ほれ見ろ?意味わからないとか言いやがって?」

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三郎「先生、1曲どうですか?何が良いです?浪曲?民謡?西洋音楽もありますよ」

藤堂「いや」

裕一「ただいま」

三郎・まさ「おかえり」

裕一「あれ?先生、どうしたの?」

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藤堂「古山、前に聞いたよな?得意なものは何か?って」

裕一「はい」

藤堂「見つかったんじゃないか?」

裕一「え?」

藤堂「人より、ほんの少し努力するのが辛くなくて、ほんの少し簡単に出来ること、それがお前の得意なものだ。それが見つかれば、しがみつけ!必ず道は開く!」

裕一「はい!」

夜中の古山家

裕一の布団をかけ直すまさ

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まさ「あなた?」

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三郎「嬉しいもんだな。初めてだな、あいつが褒められたの。飲むか?今夜は?」

まさ「はい」

学校

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裕一の学校生活は一変しました。

裕一の才能は学校中の噂になり放課後には自分の詩に曲をつけてくれと生徒が集まるようになりました。

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調子に乗った・・・いや気分の乗った裕一は藤堂先生の勧めでハーモニカ部にも入りました。

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下校途中にいきなり現れる久志に驚く裕一

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裕一「君、いつも突然いるね」

久志「存在感があるのに気配を消すが得意なんだ。伝わらないならいいや。君、気をつけろよ。急に人気者になったからな。妬む奴は居るぜ!俺にはわかる、俺も色々妬まれてきたから」

裕一「家柄とか?お金持ちのこととか?」

久志「家のことばかりじゃない、俺自身もさ」

裕一「え?君のなにが?」

久志「伝わらないならいい」

遠くから声が聞こえる

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魚治の客「ふざけんじゃねー!この前おめーから買った魚腐ってたぞ!」

鉄男「すいません」

魚治の客嫁「ちょっと止めなって」

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魚治の客「とっつぁんによく言っとけ!今度あんなもん売りやがったら、ただじゃおかねーって」

魚治の客嫁「子供相手にいいじゃねーか!」

離れたところで見ている裕一と久志

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見つかる裕一の久志

裕一「やあ」

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鉄男「典男、いくぞ」

典男「うん」

久志「やあはマズイんじゃね?」

裕一「つい」

久志「あれ?」

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久志「それ大将の?」

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久志「彼、学校辞めるって噂だ」

裕一「え?これ、どうしよう?」

久志「きっと、大事な本だよ」

裕一「そうだ!君、返しといてくんない?」

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振り返れば奴が居ないw

喜多一

三郎「いやー最近来ねーな。何やってんだべな、あの野郎?」

大河原「魚治ですか?」

三郎「ああ」

大河原「まあ元々やる気がねーからなあ、あそこは」

三郎「それより旦那さん、ちといいですか?」

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第一次世界大戦も終わり各国が国力が回復するにつれて日本が急激な不況に襲われていました。

大河原「あっという間に半値以下!今度は工場潰れても当たり前です。とりあえず、内も当座をしのがないと」

三郎「天下の喜多一が借金しろっつうのか?」

大河原「いえいえだって、貸してくれっところあっかもどうかも?」

三郎「おめーらは心配すんな!なんとかする!」

そして申し入れをする三郎

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三郎「なんでわかんねーんだ?これだけ言ってんのに?おめ、それでも人間か?おねげーします。この通りだ!喜多一を喜多一を救ってくだせー、頼むから!」

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大河原「ダメだったかー」

桑田「旦那も珍しく頑張ったんですがねー」

大河原「3代100年続いた喜多一も、いよいよ終わりか」

及川「え?そんなマズイんですか?」

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