玄関前
二日後
朝市「この辺りは だいぶ 無事みてえですね!」
吉平「ああ。 はな… かよ… 無事でいてくりょう!」
朝市「せ~の!」
武「まだけ~? おら もう駄目どう。 一歩も歩けねえ…。」
吉平「もう すぐそこじゃん! お~い! はな! 無事け~!?」
花子「てっ! おとう!」
英治「お義父さん! 朝市さんも! 来てくれたんですか!」
朝市「英治さん! はな!」
花子「朝市!」
武「ああ 無事だっただけ はなたれ!」
花子「武!」
吉平「よかった! 無事で… 本当よかった!」
花子「おとう…。」
<吉平たちがやって来たのは 地震から5日後の事でした。 ごきげんよう。 さようなら。>