<2か月隔離されて 病気と闘った花子は 随分 回復しました。」
もも「お昼ごはん 出来たよ。」
(空襲警報)
花子「空襲…?」
もも「お姉やん 逃げよう!」
花子「待って 辞書を持っていかないと。」
もも「私が取ってくるから お姉やんは 先に防空壕に入って!」
玄関前
(空襲警報)
もも「お姉やん 早く!」
防空壕
もも「お姉やん。」
花子「ありがとう。」
(爆撃音)
(爆撃音)
もも「お姉やん…。」
花子「大丈夫。 大丈夫。」
(爆撃音)
庭
もも「お姉やん。」
<ついに 東京も 戦場となってしまいました。 この日 東京中の人々が 戦争の恐怖を 身をもって知ったのでした。 ごきげんよう。 さようなら。>