連続テレビ小説「花子とアン」第143回「生きている証」【第24週】

花子「やめて!」

花子「駄目!」

吉太郎「はな!」

花子「兄やん 待って!」

かよ「兄やん?」

吉太郎「また ああいう連中が来る。 密告者も多い。 こういうものを持っていたら スパイだと疑われるという事だ。 そんなに本が大事か?」

花子「今の私には 命よりも大切なもの。」

吉太郎「理解できん。 俺は もう守ってやれん。」

もも「お姉やん…。」

書斎

<この原書と辞書だけは 手元に残し 花子は 祈るような気持ちで 翻訳を続けました。>

宮本家

<学徒出陣で陸軍に入り 訓練を受けていた純平が 1年ぶりに帰ってきました。>

玄関

純平「ただいま帰りました!」

蓮子「まあ… 純平! お帰りなさい!」

純平「特別休暇がもらえましたので。」

<ごきげんよう。 さようなら。>

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