「また 警察の浮浪児狩りか。」
幸子「助けて下さい。 お願いします。」
育子「助けて。」
警官「おい こっちだ! おい。 こっちに浮浪児が2人 逃げてきただろう。」
かよ「あっ…。 子どもたちなら みんなして あっちの方に逃げていきましたよ。」
花子「はい。 足の速い子たちで ピュ~っと か… 風のように。 あっ。 あの子たちじゃないですか? 今 走って 角を曲がっていきました。」
警官「追え~!」
警官「はっ!」
花子「(ため息) もう大丈夫よ。」
かよ「お巡りさんは もう行ってしまったから 安心していいわよ。」
幸子「ありがとうございました。」
<この孤児たちとの出会いが かよの人生を 大きく変える事になるのです。 ごきげんよう。 さようなら。>