あらすじ
はな(吉高由里子)の処分が校長室で言い渡される瞬間、突如やってきた蓮子(仲間由紀恵)は「ぶどう酒を飲ませたのは自分」と告げ、自分を退学にするよう言い放つ。なぜうそをついていたのかブラックバーン(トーディ・クラーク)に問われても蓮子は答えず、富山(ともさかりえ)は激怒。しかしブラックバーンは意外にも、二人とも退学にしないという決断を下す。語られ始めたその理由を、はなは必死に同時通訳して蓮子に伝える。
24回ネタバレ
修和女学校
校長室
蓮子「ブラックバーン校長。 安東はなさんに お酒を飲ませたのは 私です。」
ブラックバーン『自分が何をしたか わかっていますか?』
蓮子「どうぞ 私を退学させて下さい。」
はな「蓮子さん…。」
ブラックバーン「(英語)」
富山「『あなたは 校則を破った上に 何も知らない級友を 巻き添えにしたんです』。」
茂木「以前 あなたに事情を聞いた時 『はなさんが勝手に飲んだ』と 嘘をつきましたね。 今日は 本当の事を言いに来たのは なぜですか?」
(通訳する富山)
ブラックバーン「(英語)」
富山「『答えなさい』。」
蓮子「別に 理由など ございません。 いずれにせよ 私は もう退学になるんですから もういいじゃないですか。」
はな「蓮子さん。」
富山「もう我慢できません。 あなた 何なんですか その態度は!」
ブラックバーン『二人の処分ですが 安東はな』
はな『はい』
ブラックバーン『葉山蓮子 二人とも退学にはしません』
はな「ブラックバーン校長…。 2人とも 退学には なさらないって! ありがとうございます!」
富山『私は納得できません 安東さんはまだしも 葉山さんは退学にするべきです なぜですか 伯爵家の令嬢だからですか』
ブラックバーン『いいえ 断じて違います』
富山『では、なぜですか』
蓮子「何ですって?」
はな「『蓮子さんが伯爵家のご令嬢だから 退学を免れたのか』と。 ブラックバーン校長は 『断じて違うと おっしゃっています。』