あらすじ
蓮子(仲間由紀恵)たっての希望で、はな(吉高由里子)の故郷・甲府へやって来たふたり。周造(石橋蓮司)はじめ安東家の人々は蓮子の美しさにびっくりするが、やがて打ち解け、ふじ(室井滋)が作ったほうとうに蓮子は舌鼓を打つ。そんな彼女に吉太郎(賀来賢人)は一目ぼれしてしまった様子で、無口になってしまう。楽しいときを過ごすはなたちだったが、ふじは蓮子がなにか悩みを抱えているのではないかと感じ始める…。
35回ネタバレ
葉山邸
蓮子「私が あの方と 夫婦になれると お思いになるんですか?」
葉山「頼む。 もう結納金も 受け取ってしまった。」
汽車
<九州の石炭王とのお見合いのあと 蓮子は 突然 山梨のはなのうちへ 行ってみたいと言いだしました。 蓮子が 人生の大きな曲がり角に いる事を まだ知らない はなでした。>
はな「あの たくさんのおブドウから 蓮様の好きなブドウ酒が 生まれるんですよ。」
武「あのお方は どこのお嬢様ずら…。」
『間もなく。 甲府。 甲府です。』
はな「蓮様。 武…。」
蓮子「えっ?」
はな「蓮様 あっち見ちゃ駄目です 変なのが見てるから。」
蓮子「変なの?」
武「てっ…。」
道中
はな「兄や~ん! 迎えに来てくれただけ。」
吉太郎「ああ。」
はな「こちら 蓮子さん。」
蓮子「ごきげんよう。 お兄様の吉太郎さんですね。 お目にかかれて うれしゅうございます。」
<吉太郎は 空から 天女が舞い降りたかたと思いました。>