連続テレビ小説「純と愛」102話「えがおのゆくえ」ネタバレ

純宅

純「もう 最悪。」

愛「純さん 落ち込まないでください。 きっとお兄さんたちも分かってくれてますよ。 純さんが 誰よりもお母さんのことを心配してるって。」

純「なんで こうなっちゃうんだろ。」

愛「分からないですけど 今までのやり方じゃあダメなんじゃないでしょうか? 純さんは正しいことを言っていても 少し人を責めているような言い方になってしまいますし。」

純「じゃあ どうしたら いいの?」

愛「おじぃだったら こう言うんじゃないでしょうか?『純 お前が今 苦しくてツライのは 今こそ 変わる時 何だって。』純さん 今こそ本当の意味で 大人になる時なんじゃないでしょうか? 僕も 純さんも。」

(携帯の着信)

純「あ 女将さん。」

サト「ああ 社長。 さっきおとうさんが来たけど。」

純「え?」

回想

善行「いつも お世話になっています。 つまらないもんですけど。」

サト「わざわざ ありがとうございます。 すみません あの奥さん 朝家に帰りましたよ。」

善行「ああ そうですか。」

回想終了

サト「お母さんが ウチにいると思ってみたいで もうお宅に帰りましたよって言ったら なんかバツ悪そうに出ていっちゃったけど。」

狩野家

マリヤ「もしもし。」

純「お姉ちゃん ねえ お父ちゃん そっちに帰ってる?」

マリヤ「ううん。」

純「お母ちゃん どうしてる?」

マリヤ「それが ずっと部屋から 出てこなくて。」

純「え? どういうこと?」

マリヤ「お母さん 料理してたら 手切っちゃって そしたら 正に もうキッチンに立たないでくれって言われたの。」

純「ウソ… え? お兄ちゃんと剛はどうしてんの?」

マリヤ「2人共仕事に行ってる。」

純「じゃあ なに 結局お姉ちゃん任せなわけ 全部?」

マリヤ「あの 純ちゃんには内緒って言われたんだけどさ 介護保険サービスかヘルパーさん頼もうとしてるの 剛君は あんなオヤジもう 許せない お母ちゃんと別れさせて 宮古に帰るんだ とか言って 市役所から 離婚届もらってきて お義母さんサインしちゃったの。」

純「え?」

純宅

純「もう どこ行っちゃったのよ お父ちゃん。」

愛「純さん 何か心当たりがある場所とか ないんですか?」

純「ないわよ そんなとこ…」

回想

晴海「あんたが動物園好きだって 分かったら 休みの日にどっか行くっていったら いつも動物園さ。」

回想終了

愛「あるんですね。」

純「いや。 でも お父ちゃんが今更 あんなとこ行くわけないし。」

愛「そんなことないと思います。 お義父さんは 今でも 世界一純さんのことを愛していると思います。 早く行きましょう。 お義父さん ああいう性格だから きっと1人で途方に暮れていると思います。」

純「分かった。」

純「ありがとう。 行ってくる。」

愛「純さん。」

純「何?」

愛「手だしてください。」

純「大きい… 大人?」

愛「今日は お義父さんにどんなこと言われても これで。」

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