連続テレビ小説「純と愛」124話「そのままのじぶん」ネタバレ

狩野家

純「勘弁してくださいよ。 なんで 自らクビになんなきゃいけないんですか?」

久世「人間は 嬉しいのに嬉しくないフリは出来るけど その逆は すぐにバレんのよ。」

正「久世先生 お待たせしました。」

久世「はいはい。」

正「お着換えの方お願いします。」

純「ねえ お兄ちゃん ちょっと ちょっと ねえ あの人 ここ来てんの?」

正「ああ まあ 何度か。」

純「じゃあさ もしかして あの人の正体知ってる?」

正「いや この前聞いたんだけどJ&Aの元デザイナーの久世秋代だよ。」

純「ええ! だって J&Aって 私が働いてたところじゃん。」

正「え?」

純「ええ! いや なんで なんで そんな凄い人が里やにずっといたわけ?」

正「いや なにもかも失ったとか言ってたな。」

純「どういうこと?」

正「元々 J&Aってのは。」

純「うん。」

正「Aは秋代さんのAで Jはパートナーの男性の名前みたいでさ 秋代さん その人と2人で 0から頑張ってブランド大きくしたらしいんだけど。」

正「有名になって 周囲にチヤホヤされるようになったら 意見が合わなくなって んで 彼にデザインがマンネリだって責められたら とうとう言っちゃいけないこと言っちゃったみたいなんだよ。」

純「え なんて言ったの?」

久世「あんたなんか いなくたって 私 1人でもやっていけるわよって。」

純「あ ああ。 失礼ですけど その後は 相手の方とは?」

久世「もちろん 終わりよ。 先生 よろしくおねがいします。」

正「はい。」

純「あの 秋代さん そのパートナーの方と別れて 後悔してるんじゃないんですか? だって J&AのAは 秋代さんのAでJは 秋代さんの”と”の人だったんですよね?」

久世「…」

純宅

鍵が開いてる

え? 開いてる…

純「ちょっと! 誰よ あんた? なにやってるのよ ウチで? 勝手なことやって 誰?」

驚いて頭をぶつける愛

愛「痛った! なんなんですか? 僕ですよ 僕。」

純「ああ なんだ 帰ってくるなら 言ってくれたら よかったのに。」

愛「いや 別にそんなんじゃないですよ。 ちょっと忘れ物を取りにきただけなんで。」

純「そんなこと言わないでさ いい加減 機嫌直してよ。」

愛「なんですか それ? 俺の機嫌がどうのこうのとか そんな問題じゃないでしょう。」

純「怒んないでよ。 なによ 全部私が悪いわけ じゃあ?」

(携帯の着信)

愛「電話です。」

純「わかってるよ。 もしもし。」

蘭「ごめんね 純ちゃん そっちに士郎行ってないよね?」

純「え? どうしたんですか 士郎君?」

蘭「なんか姿が見えなくて。」

純「ああ 羽純ちゃん 士郎君がいなくなったみたいなんだけど。」

羽純「士郎君なら 一緒にいるけど?」

純「え?」

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