里や跡地
純「それで 開業の目途が立ったら 皆さんにも 宮古で一緒に 働いてもらいたいなと…思ってるんですけど…。」
蘭「いつでも 連絡待ってるから。」
士郎「待ってるから。」
羽純「私も沖縄に帰るからさ 一緒に開業準備から手伝いたい。」
忍「すみません。」
純「女将さんと離れたくないですか?」
忍「はい。」
サト「社長 何話しって? ああ あんたたちまで?」
志道「晴海から 聞いたわよ あんた 宮古でホテルやるんだって?」
純「はい。」
志道「よかったねえ。 見られないのが残念だけど 私は…。」
純「そんなこと言わないでください 師匠。 もう 沖縄に帰ってこれない なんて言わないで ホテルが出来たら 故郷だと思って いつでも帰ってきてください。」
志道「ありがとう。」
サト「いいねえ ドラマチックだねえ。」
純「女将さん あの… よかったら 一緒に宮古で。」
サト「ごめんね でも 必ずあんたのホテルに泊まりにいくよ。」
純「待ってます。」
サト「なんか やっと連ドラの主人公っぽい顔になったんじゃないの あんた?」
純「え? そんなこと やめてくださいよ。」
純「女将さん 本当に ありがとうございました。」
サト「あ もういうのは なしなし 別れは明るくやないと ほら やるよ。」
お父ちゃん こうしてると
改めて思う ステキな人たちと出会い
成長するのが どんなに素晴らしいことか。