連続テレビ小説「純と愛」44話「まもってあげたい」ネタバレ

客室

純「(ノック)灰田様! いたら返事して もらえますか? 灰田様?」

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まさか… 死のうなんて思ってないよね?

純「いるんだったら 返事してください! 灰田さん!」

室内

純「あ! 寝てるだけかも?」

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純「あ 灰田様? 灰田様… 灰田さん! 灰田さん! しっかりしてくださいよ! なんで こんなバカなこと してるんですか?」

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千香「先生呼んできます!」

純「起きてくださいよ!」

灰田「なにやってるんですか? あなた?」

純「生きてた… 良かった… 大丈夫ですか?」

灰田「なんなんですか? 一体? 気持よく寝てたのに」

純「あ… すみません 私 死んだのかと勘違いして」

灰田「え?」

純「あと お節介なことをして 本当にすみませんでした 失礼します」

灰田「ウソです」

純「はい?」

灰田「死のうとしたけど 出来なかったんです」

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純「え?」

灰田「バカみたいでしょ フラれて当然ですよね」

純「そんなことないですよ」

灰田「俺なんかより 向こうの男の方が ずっとマトモなんですよね」

純「いや そんなこと…」

灰田「女性から見たら」

純「そんなこと…」

ない とは言えない… いかん 何か言って 励まさなくては

純「あの… ほら あれですよ あなたは 愛があふれてるから それに気づいてくれる人が現れます すぐに」

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灰田「そうでしょうか?」

純「おじぃは いつも 言ってました あ 祖父です 祖父 この世に 意味のないことなんか 1つもない って だから 灰田さんが彼女にフラれてしまったのも きっと 本当の 運命の人と出会うためです」

千香「先生 呼んできました!」

純「ごめん 大丈夫だから もう すみません 先生も本当に ごめんね! 大丈夫だ 私の勘違いだった」

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灰田「ありがとうございました おかげで吹っ切ることが 出来ました」

純「本当ですか?」

灰田「あなたに会えてよかった」

純「いやいやいや 本当にすみません ありがとうございます」

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自宅

純「いやー 良かったよ 本当に話しが分かってくれてさ うん うん やっぱ 私さ ブライダル向いてんのかもしんない? 愛くんのクリームシチューはおいしいし もう最高! あ お代わり」

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愛「はい」

純「ん? なに? 喜んでくれないの?」

愛「ああ いや 気にしないでください」

純「いやいや 待ってよ なに?」

愛「多分 僕の勘違いです」

オオサキプラザホテル
ブライダルサロン

純「いらっしゃいませ…」

灰田「すみません」

純「ああ いらっしゃませ 今日はどうしたんですか?」

灰田「昨日 名刺いただくのを 忘れたから」

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純「あ! 名刺 待田です」

灰田「実は こちらで結婚式を挙げようと思って」

純「え? もう お相手見つかったんですか?」

灰田「はい! あなたです!」

純「は?」

灰田「僕と結婚しましょう! 待田純さん!」

おじぃ 今 何を言うた? この人?

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