自宅
純「お腹空いたな 今日夕食 何? あ 私が作ろっか 今日?」
愛「いいですよ」
純「そう? あれ? 誠ちゃんは?」
愛「帰りました 私もそろそろ ママとちゃんと対決しなきゃ って」
純「そっか あ そういえば 剛のヤツ シメとかないとね あのくだらないビデオばっかり 投稿して 本当にバカなヤツなんだから もう」
愛「大丈夫ですよ」
純「ん? 何が?」
愛「無理して 明るくしなくても 大丈夫ですよ」
純「ふ 人の心読まないでよ あ そうだ ついでに 家に電話してみよっと 剛帰ってるかもしれないし」
純「あ もしもし あー 留守電だ 何だ 誰も居ないんだ (留守電)あ もしもし あの 純ですけど いや たいした用じゃないんだけどさ あれ あの… お父ちゃん この前 起死回生とか 乾坤一擲とか 言ってたけど どうなったかな と思ってさ…」
純「あのさ お父ちゃん ホテルの経営者 って 凄く大変だと思うけど 凄い辛いと思うけど 頑張って ウチのホテル 立て直して下さい あの… 今まで 文句言ってたけど 謝るからさ お願いします お願いします お願いします…」