連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」第83話「1984-1992」【第18週】

あらすじ

いよいよ迎えた「妖術七変化!隠れ里の決闘」の敵役オーディション当日。大部屋俳優の五十嵐(本郷奏多)と虚無蔵(松重豊)は、ペアで殺陣(たて)を披露することに。ひなた(川栄李奈)も、謎の振付師・サンタ(濱田岳)とともにオーディションの様子を見守ります。見事な殺陣を披露する二人ですが、突然、審査員席に座っていたモモケン(尾上菊之助)が立ち上がり…。

83話ネタバレ

俳優会館

道場

畑野「続いて 29番と30番の方。」

剣之介「では 早速 始めてください。」

畑野「29番の五十嵐さんが 左近。 30番の伴さんが 黍之丞。 お願いします。」

虚無蔵 五十嵐「はい。」

轟「よ~い スタート。」

虚無蔵「『暗闇でしか見えぬものがある。 暗闇でしか聴こえぬ歌がある』。 『黍之丞 見参』。」

五十嵐「『現れたな』。 やっ! うっ くっ…。 うっ!」

ひなた「五十嵐… あんなに うまかったっけ…?」

サンタ「相手役が うめんじゃが。」

ひなた「わっ サンタのおっちゃん。」

サンタ「つられて若えにいちゃんも うもうなっとる。」

ひなた「そういうもんですか…。」

サンタ「そういうもんじゃ。 ありゃあ 伴 虚無蔵じゃろ?」

ひなた「はい。」

サンタ「時代劇ゃあ 一流の斬られ役おっての主役じゃ。」

五十嵐「やあっ! くっ… うっ うっ。 うっ…。 うう…。 ふん! うっ! やあっ!」

虚無蔵「ふん!」

五十嵐「うっ! あ…。 ぐわあっ!」

轟「カット!」

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