ミワ宅
<藤浦さんには きちんと話さないと>
<そして 全てを終わらせよう…>
マンション 廊下
ミワ「さくら さん?」
さくら「おはよう。」
ミワ「ええっ!?」
さくら宅
さくら「どうぞ。」
<うっ! 全く同じ間取りなのに 何で こんなオシャレ空間に…>
さくら「はあ… ついにバレたか~。」
ミワ「そんな… 同じアパートに住んでたなんて。」
さくら「引っ越してきたのは最近だけどね。」
ミワ「何で こんなことを…。」
さくら「言ったでしょ 私は あなたを量りたいって。」
回想
さくら「私が あなたという人を量る。 私 きっちり量らないと 気が済まないタチだから。」
回想終了
さくら「もちろん 八海サマのことは大好きだけど あなたのことも 近くで観察したくなったの。」
ミワ「か… 観察。」
さくら「私に隠し事はできないよ。」
ミワ「あの… さくらさん。」
さくら「ん?」
ミワ「私 家政婦を辞めることにしたんです。」