連続テレビ小説「なつぞら」第151話「なつよ、あっぱれ十勝晴れ」【最終週】

<そして そのシーンが放送される日を 迎えました。>

テレビ

♬『育ててくれる 昨日の涙と 明日の笑顔は きっと友達 ラララ ラララ ラララ ラララ』

テレビ・レイ『父さん 僕は 牛や馬を助けたい。 命を救いたい。 そのために 勉強したいんだ』。

レイ『そのためには 遠くの街に行かなくちゃいけない。 父さんと牧場を 一緒にやりたいけど ごめん 僕は どうしても 獣医になりたいんだ。 行きたいんだ。』

父さん『レイ… あのひときわ輝いている星を見ろ。 あれは 明けの明星だ。 この辺りでは 古くから 朝の口にいる神と呼ばれている。』

レイ『朝の神様…?』

父さん「お前は 今 あの神様に誓ったんだ。 よく言った。 それでこそ 私の息子だ。」

レイ「父さん…。」

父さん『行ってこい レイ…。 お前がいなくとも 俺が この牧場を守る。 お前の分まで守ってみせる。 だから 行ってこい。 お前は お前の夢を守れ。』

レイ『父さん!(泣き声)』

(風の音)

<なつよ どうやら 風は ここまで吹いたようだ。>

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