連続テレビ小説「なつぞら」第16話「なつよ、これが青春だ」【第3週】

とよ「ハハハハ…。」

妙子「もう やだ お義母さん。 あんたも! 先生のこと分かんなかったのかい?」

雪之助「だってよ… 演劇を見に行ったことなんて なかったからな。 うちはね あの~ 商売をしてるもので どうも すいませんね。」

倉田「あっ いえ。」

とよ「だって 高校生にしちゃ老けてるけど 大人にしちゃ 子どもっぽく見えたんだもの。」

雪之助「また 失礼を上塗りして。」

倉田「いや おっしゃるとおりです。 紛らわしいので… うん 今日から禁煙します。」

とよ「それがいいね。 似合わないのに お金がもったいないわ。」

雪之助「失礼を普通にするなって だから。」

妙子「すみません 先生。 もう母は 悪気しかないんですよ。」

倉田「えっ?」

妙子「あっ いえ わざと 人をからかうようなこと 言っちゃうんですよ 母は。 癖なんです。」

とよ「私の意見は な~んでも 癖で片づけちゃうのよ この人は。」

妙子「だって そうじゃありませんか。」

雪之助「いいから やめれって。 ほら 先生の混乱が止まらんだろ。 ハハハ…。 先生 おわびと言っちゃなんだけど 今日は うちのお菓子 存分に食べてって下さい。」

倉田「あ~ いえ 結構です。」

雪之助「うちのお菓子が食べれんって言うんかい?」

倉田「いえ! えっ…。」

なつ「今が 一番混乱してるよ おじさん。」

雪之助「いえいえいえ… 冗談 待ってて下さいね。」

倉田「冗談…。」

妙子「それで 雪次郎 今日は何なのさ? 先生までお呼びして。」

雪次郎「あっ。 今日は 先生 なっちゃんに会いに来たんだわ。」

なつ「あっ そうだ! どういうことですか? それは。」

倉田「あっ… 奥原にも 演劇に参加してもらいたいんだ。」

妙子「あら なっちゃんも出るの?」

なつ「出ません。」

倉田「おじいさんのためにもなると思うんだ。」

なつ「じいちゃんのために?」

倉田「うん。 おじいさんの問題を お前が表現するんだよ。」

なつ「表現?」

倉田「うん。」

なつ「じいちゃんのことを 芝居にするんですか?」

倉田「そうしたいと思ってる。」

とよ「柴田のじいさんに 何か問題でもあるのかい?」

雪次郎「農協と 何だか もめてるらしいわ。」

とよ「あ~ あの人は 協調性がないからね。」

妙子「誰かと一緒で。」

雪次郎「先生 やっと 新作のテーマ 見つかったんですね。」

倉田「まあ そういうことになるな。」

なつ「本当に それが じいちゃんのためになるんですか?」

倉田「分からん。 そのためには 取材をして もっと深~く そのことを知らなくちゃならん。 あっ…。 それを 奥原に手伝ってもらいたいんだよ。 当事者の目で。」

なつ「当事者?」

倉田「うん。」

<なつよ さて どうする?>

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