連続テレビ小説「なつぞら」第18話「なつよ、これが青春だ」【第3週】

牧場

なつ「ねえ じいちゃん。」

泰樹「ん?」

なつ「私 演劇やってもいい?」

泰樹「ん? 演劇?」

なつ「うん。 一回だけ…。 夏に あの 地区予選の大会があるんだけど その一回だけ 手伝ってもいい?」

泰樹「やりたいのか?」

なつ「う~ん…。 ちょこっとだけ やってみたいかな。 何かを表現するのって 面白そうだし。」

泰樹「それなら お前の好きにしていい。」

なつ「それでね じいちゃんにも その演劇 見に来てほしいんだわ。」

泰樹「えっ… 何で?」

なつ「何でって…。 じいちゃんにも楽しんでもらえるような そういうの作りたいって 倉田先生が言ってた。 だから 私も それを手伝いたいと思った。」

泰樹「ああ… お前が出るなら 見に行ってやる。」

なつ「えっ?」

泰樹「するからには 頑張れ。 1番になれ。」

なつ「じ… じいちゃん?」

泰樹「お前が出るなら 楽しみだ。」

なつ「いや… いや あのね 出たら 毎日 早く帰ってこられないんだよ?」

泰樹「構わん。 出ろ。」

なつ「えっ いや…。」

泰樹「いいから 出ろ!」

なつ「出ます。」

<こうして なつは 演劇に出ることから 逃れられなくなったのです。 ああ なつよ 夕日に向かって 来週に続けよ。>

スポンサーリンク







シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク