連続テレビ小説「なつぞら」第33話「なつよ、雪原に愛を叫べ」【第6週】

映画館

<なつは… そこで また 出会ってしまうのです。>

回想・仲「アニメーションは 動きが命なんだよ。 絵に 命を吹き込むことなんだ。」

回想・仲「ちゃんと勉強すれば アニメーターになれると思うな。」

大杉『皆様 日本で初めての総天然色 長編漫画映画を 我が東洋の手によって作りたいと この度 新しい映画スタジオが 完成しました。 皆さん ご承知のごとく 漫画映画は 一般の映画と比較いたしまして 多分に 国際性を持っております』。

なつ「あっ…。」

大杉『そこで 私どもは 立派な漫画映画を作りまして 広く 世界に進出いたしたいと考え 我が東洋動画は 日本ではもちろん 世界でも珍しい 最新式のスタジオを作りまして 早速 制作に着手いたしました。 その第1回の作品は 中国の有名な昔話を題材とした 『白蛇姫』でございます。 どうか 皆様の絶大なるご支援を 頂きますよう お願い申し上げます。 それとともに もし 志のある若い人がいましたら 是非とも 世界を切り開く力に なってもらいたい』。

大杉『我が社では 広く新しい人材を求めております。 どうか 皆様 新しい東洋動画を よろしくお願い申し上げます。』

雪月

なつ「あ~ 面白かった~。 よいしょ… こんにちは!」

妙子「あら なっちゃん。 まあ 天陽君も。 いらっしゃい。」

天陽「こんにちは。」

妙子「あれ? 雪次郎と約束?」

なつ「違います。 今日は 映画を見た帰りです。」

妙子「2人で映画を? 雪次郎は誘わずに?」

なつ「あ… すいません。」

妙子「フフフ… 冗談よ。 どうぞ。 はいはい。 いいわねえ。」

なつ「はい いかったですよ。」

妙子「えっ?」

なつ「なまら いかったですよ 映画。 ね!」

妙子「ああ…。」

天陽「うん まあ。」

妙子「映画は 何でもいいのよ。 ねえ 天陽君にはね。」

天陽「え?」

妙子「うん? フフフ…。」

なつ「おばさん 何変なこと言ってんですか!」

妙子「変かい?」

なつ「最近 とよばあちゃんに 本当 似てきましたよね。」

妙子「本当 嫌なこと言うね。」

とよ「あ~ら なっちゃん!」

なつ「あ~!」

とよ「え~っと…。」

妙子「天陽君。」

とよ「あっ そうだった。 天陽君 絵描きのね。」

天陽「あ 絵描きではないです。」

とよ「あれ? 違ったかい?」

天陽「絵は描きまけど 絵描きじゃありません。」

とよ「理屈っぽいんだね。」

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